【洋書で読み易いミステリー】Bad Blood: 消えた母の真相は?
- Bad Blood (the Naturalsシリーズ4巻)
- 読書期間: 2023年2月21日〜5月4日
- 385ページ
- 評価:★★★★☆
Bad Bloodのあらすじ
FBIのプログラムに招集された5人のティーンエイジャーたち。彼らには生まれながらにして、プロファイリング、嘘を見抜く、感情が読める、数字に秀でているという能力がある。
死んだと思われている母の失踪後、今まで関わることのことの無かった父と父方の親戚たちと住むことになったCassie。
突然、知らない男性から、戦線気鋭の若者4人が参加しているFBIのプログラムにスカウトされて未解決の殺人事件に関わることになる。
前回の3巻では過去の事件ではなく、現在進行中の連続殺人に関わることになったNaturalsのメンバーたち。それが思いもよらずもっと深い闇のグループに繋がっていく。
Cassieは母の真相を掴むことができるのか。MichealとLiaの過去にも触れることになる。
Bad Bloodの感想
シリーズを通してNaturalsのメンバーたちの育った境遇を垣間見ることになるんですが、みんなツライ過去を経験しています。
だからこそ、仲間のような家族のような関係に発展していくのがこのシリーズの好きなところです。
ただ、仲間を得たCassieが失うものの代償が大きくて胸が痛いです。
最後の4巻に話を詰めすぎて、え?え?となるんですよねー。今までの伏線のようなのも好きですが、その回収+最大のイベントが4巻半ばからなのでめっちゃ早足。
捜査、事件解決のミステリーが好きな私としては、4巻はオカルト集団を追う話になってしまったので残念です。
シリーズとしては、普通になれない、居場所がないティーンエイジャーたちが事件を通して、理解し合い、大切に思い合う過程が大好きです。みんな大好き💜
お気に入りのこのシリーズが終わってしまったのが寂しいです😞💦
重たいシリーズの終わりだったので、ハートワーミングで軽めの洋書があったらオススメを教えてほしいです☺️✨