【洋書で読み易いミステリー】The Naturalsシリーズ第3巻 All Inのレビュー

The Naturalsシリーズの3巻 "All In" が読み終わりましたー！

読書期間：12月11日〜2月20日

The Naruralsシリーズとは

生まれ持ってプロファイリングの素質があるCassieは、その能力を買われてFBIのThe Naturalsプログラムにスカウトされる。

Cassieには行方不明の母親がいて、行方不明になった現場を見た限りでは彼女は殺されたと思われている。

Cassieはプログラ厶を通して、母親に何があったのかを探るつもりである。

The NaturalsプログラムはCassieのように生まれ持って何かの能力はあるが、世の中にとっては異質なメンバーの寄せ集め。

始めは未解決事件ばかりに携わっていたメンバーたちが、いつの間にか現在進行形な連続殺人に巻き込まれていきます。

1巻ではThe Naturalsプログラムやメンバーについて一緒に理解していき、2巻ではDeanに焦点があてられ、3巻ではSloanの過去について描かれています。

そして連続殺人事件から、もっと大きな闇に巻き込まれていくThe Naturalsのメンバーたち。そしてCassieは母親の事件を解明することができるのか。

The Naturalsシリーズ3巻: All In のあらすじ

 起承転結の転である3巻は、1巻&2巻の「犯人この人じゃない？」と容易に分かる展開ではなく、不気味で犯人がまったく分からないまま進みます。

Three casinos. Three bodies. Three days.

連続殺人事件の捜査のためにthe Naturalsのチームがラスベガスへ招集されます。

すべての殺人で違う方法が使われ、まったくのミスをも見せない殺人犯にチームも手こずります。

被害者の手首に刻まれた数字のタトゥーは何を意味するのか。

この殺人とは別に、Cassieがずっと追い求めていた母親の誘拐事件の手がかりが見つかります。

殺人事件からもっと大きな何かへ巻き込まれてゆくメンバーたち。

3巻では特にSloaneの生い立ちにフォーカスされていて、心が痛みます。

シリーズ最後の4巻がとても気になります。